日本語教師として働いてみたいけど
収入面が不安…
日本語教師を目指したことがある方なら、1度は考えたことがありませんか?
特に非常勤として働く場合、長期休みの影響で収入が安定しないことに不安を感じる方も多いでしょう。
この記事では、現在非常勤日本語教師4年目の筆者が実際にやってみた副業の中から
- 授業の空き時間で働けて
- 自宅で完結する
おすすめの副業を3つご紹介します。
また、それぞれの副業の
- 収入の目安
- 筆者がどれくらい稼げたか
- どんな人に向いているか
も紹介していきます。
日本語教師になりたい方、
現在副業を探している方は
ぜひ最後までご覧ください!
れい
〈プロフィール〉
サイドFIREしたいフリーランス日本語教師
- 非常勤日本語教師(4年目)
- 週末のみitalki
- 韓国語学習歴3年
- 2週間の超短期留学経験あり(2023年)
- TOPIK3級(日常生活レベル)取得
- 投資初心者
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オンライン日本語教師|副業しながらスキルアップ
非常勤として働きながら副業を始める場合、まずおすすめなのが「オンライン日本語教師」です。
オンライン日本語教師のメリット
オンライン日本語教師を始めて、多くの人が感じるメリットは以下の3つでしょう。
- 副業しながらスキルアップが目指せる
- 時間の融通がきく
- 自分の得意分野をいかせる
副業しながらスキルアップが目指せる
まずは、副業でも本業と同じ仕事をすることによって、自分自身のスキルアップが目指せます。
本業で使っているテキストをオンラインでも使うことによって、授業準備の時間を短縮することも可能です。
加えて、本業で日本語学校や大学で日本語教師として働いていることは、オンラインで働く時のアピールポイントにもなります。
時間の融通がきく
非常勤として働いている以上、勤務校の予定を最優先させなければなりません。
逆に、夏休みや冬休みなどの長期休みでは、数週間ぽっかり授業がない期間があることも。
オンライン日本語教師は自分で働ける時間を設定できるので、
非常勤講師にはぴったりの副業です。
自分の得意分野がいかせる
オンラインの場合は学習者と一対一なので、英語で文法説明ができれば英語でのレッスンが可能です。
言語以外にも、ビジネス日本語や面接対策・作文添削などが得意な場合は、その分野に特化したレッスンも設定できます。
オンライン日本語教師のデメリット
オンライン日本語教師には、以下のようなデメリットもあります。
- プラットフォーム使用に手数料がかかる
- リピーターがつくまで時間がかかる
プラットフォーム使用に手数料がかかる
オンライン日本語教師デビューの時はitalkiやpreplyなどのプラットフォームを使用する方法が一般的です。
プラットフォームを利用することで学習者とのマッチングは簡単になりますが、レッスンの度に手数料を支払う必要があります。
手数料は15%〜40%程度のプラットフォームが多く、
手元に残るのはレッスン料の6〜8割程度です。
リピーターがつくまで時間がかかる
オンライン日本語教師としてプラットフォームに登録しても、安定したレッスン予約が入るまでには時間がかかります。
人気のプラットフォームでは、既に多くの日本語教師の方がオンライン講師として活躍されているためです。
レッスン内容やレッスン料の設定など、リピートしてくれる学習者さんを獲得するためには様々な工夫が必要です。
オンライン日本語教師の収入の目安
収入の計算方法はとてもシンプルで、
レッスン料 × レッスン数 – 手数料
です。
仮にレッスン料2,000円で月10レッスン、手数料は15%(italkiの場合)と仮定すると
2,000円 × 10 – 15%=17,000円
となります。
オンライン日本語教師として収入をアップさせる方法は
・レッスン料を上げる
・レッスン数を増やす
の2つしかありません!
筆者はどれくらい稼いだ?
筆者はitalkiというオンラインプラットフォームで3年ほど日本語を教えています。
収入が多かった時期は、月に約35レッスン程度、レッスン料約1,800円、手数料は15%で
1,800円 × 35 – 15%=53,550円
と、1か月で約50,000円の収入がありました。
現在は、当時と比べて非常勤で勤務するコマ数が増えたため、月10〜15コマ程度(レッスン料約2,000円)で、
2,000円 × 12 – 15%=20,400円
と、月に20,000円前後の収入があります。
オンライン日本語教師に向いている人
以上の特徴を踏まえると、オンライン日本語教師に向いているのは
- 本業のスキルを伸ばしたい
- 時間の融通がきく副業をしたい
- 語学等の日本語教師以外の得意分野をいかしたい
という方でしょう。
日本語教師としてのスキルを伸ばしたい方におすすめ!
webライター|初心者でも始めやすい
日本語教師として働きながら別の分野の仕事もしたいという方には、webライターもおすすめです。
webライターのメリット
日本語教師が副業でwebライターを選ぶメリットは、大きく分けると次の3つです。
- 初心者でも始めやすい
- 時間、場所の融通がきく
- 仕事量の調節がしやすい
初心者でも始めやすい
まず1番のメリットは「初心者でも始めやすい」ということです。
現在はクラウドソーシングのマッチングサービスが充実しており、webライター未経験でも仕事を見つけやすくなっています。
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時間、場所の融通がきく
webライターのお仕事は、納期さえ守ればお仕事に取り組む時間は何時でもOK!
曜日や時期によって不定期な働き方になりがちな非常勤講師でも、空いている時間に作業を進められるのが嬉しいポイントです。
加えて、記事執筆はどこでもできるので、自宅やカフェ・電車の中など、作業場所を選ばないのも特徴です。
仕事量の調節がしやすい
クラウドソーシングサービスを通して仕事を受注する場合、事前にどれくらいのペースで作業できるかを相談して決めることができます。
時期によって仕事量が増減しても良い、というクライアントの場合は、長期休み等で時間がある時期に多めに仕事を受注することも可能です。
長期休みは、別のクライアントから短期の仕事を引き受けるのもおすすめ!
webライターのデメリット
webライターには、以下のようなデメリットもあります。
- クラウドソーシングサービス使用に手数料がかかる
- 経験が浅い間は単価が低い仕事が多い
クラウドソーシングサービス使用に手数料がかかる
クラウドソーシングサービスを通して仕事を探す場合、収入の一部を手数料としてマッチングサイトに支払わなければなりません。
特に未経験からwebライターに挑戦する場合、仕事の単価が低いことも多いため手数料の低いサイトを選ぶのがポイント。
こちらのサイトでは、他のサイトに比べて低い手数料で仕事を受注することができます。
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webライターの収入の目安
webライターの報酬は「1文字○○円」か「1記事○○円」という方法で計算されることがほとんどです。
多いのは「1文字○○円」という計算方法で、未経験者の場合は1文字1円未満の仕事が多いのが現実。
「まずは経験!」と割り切って単価の低い仕事に取り組み、
経験を積んで高単価の仕事に挑戦するのも一つの方法です。
筆者はどれくらい稼いだ?
日本語教師になりたての頃、クラウドソーシングサービスに登録してwebライターとして働いたことがあります。
全くの未経験だったため、高単価の仕事は受注することができず、1文字0.8円のお仕事をしていました。
1年間同じクライアントからお仕事をいただき、多い月は月に10本ほどの記事を納品し、1か月で10万円ほどの収入がありました。
副業としては安定した収入を得られていましたが
ジャンルが全く知識のない分野だったため、1年ほどしか続きませんでした。
webライターに向いている人
以上の特徴を踏まえると、webライターに向いているのは
- 日本語教師以外の仕事もしてみたい
- 時間、場所に縛られない副業をしたい
- 新しいスキルを身につけたい
という方でしょう。
webライターの仕事に興味がある方は、クラウドソーシングサービスに登録して実際にどんな仕事があるのかチェックしてみるのがおすすめです。
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ブログ・YouTube|即金性は無いが、収入は青天井!
最後に、いくつかの副業を掛け持ちしたいという方向けに、ブログ・YouTubeをご紹介します。
ブログ・YouTubeのメリット
日本語教師が副業でブログ・YouTubeを選ぶメリットは、大きく2つあります。
- 調べたことや経験をまとめる場になる
- 収入が青天井
調べたこと、経験をまとめる場になる
日本語教師として授業準備をする中で、文法説明の準備をしたり例文を作ったりしますよね。
そこで作ったものを簡単にまとめて、ブログやYouTubeで発信してみましょう。
特にJLPT等の試験では、何度も同じ文法が繰り返し使われているので、自分が次回授業をする時の覚書にもなります。
外国語力がある方は、初級向けの文法説明動画を作ってみるのもおすすめ!
収入が青天井
オンライン日本語教師やwebライターは、レッスン数や納品数によってある程度収入の上限が見えますが、ブログ・YouTubeには、収入の上限がありません。
書いた記事や作った動画が多くの人の役に立つものであれば、より多くの収入を得ることができる、夢のある副業と言えるでしょう。
ブログ・YouTubeのデメリット
収入が青天井のブログ・YouTubeですが、メリットが大きい分デメリットも大きいのが難点です。
特に多くの人が感じるデメリットは、以下の2つです。
- ブログ執筆、動画編集に(ある程度の)スキルが必要
- 即金性がない
ブログ執筆、動画編集に(ある程度の)スキルが必要
最近は、簡単にブログが開設できるサービスや、高品質な動画編集のソフト・アプリも増えてきました。
加えて、YouTubeやインターネット上には、ブログ開設や動画作成のノウハウを解説しているものがたくさんあります。
そのため、昔に比べるとブログ・YouTubeのハードルは低くなりましたが、それでも最低限のスキルは必要です。
インターネットを駆使して情報を集めて、自力でブログを開設・執筆する方法や、動画編集の方法を根気強く身につけられるかが最初の大きなハードルになります。
即金性がない
最初のハードルを乗り越えて、ブログやYouTubeを始められても、すぐに収益化できるわけではありません。
どちらも見てくれる人が増えて収入が得られるまでには、長い時間がかかります。
もちろん、長く続けたからといって将来的にブログやYouTubeから収入が得られる保証もありません。
趣味と割り切って、気長に収益化を待てる方でないと続けるのは難しいでしょう。
筆者はどれくらい稼いだ?
筆者は現在ブログを約1年、YouTubeを2か月ほど続けています。
ブログはGoogleアドセンスが月1,000円程度、YouTubeはまだ収益化の兆しもありません。
ブログ・YouTubeは趣味と割り切って、これからも続けていこうと思っています。
ブログ・YouTubeに向いている人
以上の特徴を踏まえると、ブログ・YouTubeに向いているのは
- 他の副業と並行して取り組みたい
- 新しい趣味を見つけたい(収入が入ればラッキー)
という方でしょう。
収入が得られる保証はないので、即金性のある副業を探しているのであれば、クラウドソーシングサービス等への登録をおすすめします。
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学校だけに頼らない非常勤講師の働き方について、
これからも情報発信していきます!
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